海外ドラマを字幕で見たり、リスニングのために英語のまま聞いていると、ドラマの日常会話では教室では習わない英語が出てきます。
アメリカドラマを見ていてわりと出てくる単語や短いフレーズを英会話中級者のために取り上げるシリーズ、今回は、日本人には苦手な人が多い「簡単な動詞+前置詞」の1つです。
【アメリカ英語フレーズ】hang on
”hang on” が日本人にとって難しいのは、いろいろな意味があるからだと思います。
ただ、ドラマの会話に頻繁に出てくるという意味では、まずこの2つを覚えてしまえばいいと思います。
- ちょっと待って
- 掴まって、しがみついて
1.「ちょっと待って!」の ”Hang on!”
電話中などに、通話中の相手にこう言われたら、「(電話を切らないで)ちょっと待ってて」ということ。
例えば、カスタムサービスの電話オペレーターが電話の相手なら、何かを調べなければいけないとか、そういう場合です。
ただ、集団で山道などを歩いているときにリーダーに”Hang on!”と声をかけられたら。これは、日本語では「ちょっと待って」よりも、「そこで止まれ!」ということ。
蜂がいるとか蛇がいるとか、何らかの理由で足を止めさせたいのでしょうね。
2.「掴まれ!」の ”Hang on!”
もし、あなたが崖から落ちそうでこんな声がかかったら。
“Try to find something and hang on!”
「なにか(掴めるもの)を探して掴まれ!」ということです。
もう少し詳しく 類似表現”Hang up”
”Hang on!”に似た表現に”Hang up”があります。
これは「電話を切る」という意味。
前述した”Hang on!” の1つ目の意味が「(電話を切らないで)ちょっと待ってて」なので、ややこしいですね。
覚えるヒントになりそうなのは、前置詞の”on”。これは何かに接している状態を表すので、電話の場合は「切らないで待つ」方は”on” と覚えるといいかも。
まとめ
今回は、海外ドラマに頻出するフレーズのうち、
- ”Hang on!”
- ”Hang up”
をお送りしました。
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