アメリカ英語 海外ドラマに出てくる日常英会話【中級03】

海外ドラマを字幕で見たり、リスニングのために英語のまま聞いていると、ドラマの日常会話では教室では習わない英語が出てきます。

アメリカドラマを見ていてわりと出てくる単語や短いフレーズを英会話中級者のために取り上げるシリーズ、今回は、日本人には苦手な人が多い「簡単な動詞+前置詞」の1つです。

【アメリカ英語フレーズ】hang on

”hang on” が日本人にとって難しいのは、いろいろな意味があるからだと思います。

ただ、ドラマの会話に頻繁に出てくるという意味では、まずこの2つを覚えてしまえばいいと思います。

  1. ちょっと待って
  2. 掴まって、しがみついて

1.「ちょっと待って!」の ”Hang on!”

電話中などに、通話中の相手にこう言われたら、「(電話を切らないで)ちょっと待ってて」ということ。

例えば、カスタムサービスの電話オペレーターが電話の相手なら、何かを調べなければいけないとか、そういう場合です。

ただ、集団で山道などを歩いているときにリーダーに”Hang on!”と声をかけられたら。これは、日本語では「ちょっと待って」よりも、「そこで止まれ!」ということ。

蜂がいるとか蛇がいるとか、何らかの理由で足を止めさせたいのでしょうね。

 

2.「掴まれ!」の ”Hang on!”

もし、あなたが崖から落ちそうでこんな声がかかったら。

“Try to find something and hang on!”

「なにか(掴めるもの)を探して掴まれ!」ということです。

 

もう少し詳しく 類似表現”Hang up”

”Hang on!”に似た表現に”Hang up”があります。

これは「電話を切る」という意味。

前述した”Hang on!” の1つ目の意味が「(電話を切らないで)ちょっと待ってて」なので、ややこしいですね。

覚えるヒントになりそうなのは、前置詞の”on”。これは何かに接している状態を表すので、電話の場合は「切らないで待つ」方は”on” と覚えるといいかも。

まとめ

今回は、海外ドラマに頻出するフレーズのうち、

  • ”Hang on!”
  • ”Hang up”

をお送りしました。

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